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沖縄;辺野古・高江の同胞にふるわれる暴力と東京ドリーム学園

  • 今沖縄が大変なことになっている。沖縄防衛局が昨年初めに沖縄県北東部に位置する東村高江に2カ所のヘリパッドを建設し、米軍に提供したため轟音響かせる米軍オスプレイの飛来が高江に急増した。年間1200回という、オスプレイの訓練は既に始まった。2016年7月10日の参議院選直後には残りのヘリパッド建設工事に向けて動員された工事に反対し、道路や出入り口を抗議の占拠するウチナンチュウ=地元住民に加えてヤマトンチュウ=本州の人々の応援に対する沖縄県警および全国都道具県警の機動隊動員部隊による過酷な暴力がふるわれている。
    ヘリパッドは、高江の集落を囲むように、全部で6箇所建設される予定で、そのうちのすでに完成した2箇所には、すでにオスプレイが配備された。村の人口は160人というのに、機動隊の数は1000以上という。異常ともいえる数の機動隊というしかない。
    高江は、ヤンパルの森という、世にも美しい緑と、豊かな種類の生き物が住む、素晴らしい森がある。豊かな自然といえば、辺野古の美しい海のそうである。沿岸は海草藻場となっており、絶滅危惧種ジュゴンが生息。甲殻類だけでも36種の新種と25種の日本新種が初めて発見された生物学的にも貴重な地域である。また、絶滅危惧種である青サンゴの大規模な群集も発見されている。個々の海底にコンクリートの塊で珊瑚は殺されていき、汚濁の土で埋め立てられようよしている。ここへも抗議する市民には容赦のない暴力が振るわれている。
    日本の現政治権力は、アメリカに自らの自然環境という生贄を差し出してまで、つまり不条理な権力の横行に苦しめられてきた沖縄を、なお一層苦痛のどん底に落とそうとしている。日本のマスメディアがキチンと報道しないから我が日本の民も、東京ドリーム学園の同胞も現場で何が起こっているか分からないでいる。
    東京ドリーム学園に集う留学生の66%のベトナムも40年以上も前はそうだった。全国の民が起ち上がり、多大な犠牲を払いながら世界最強の米軍を打ち負かし、追い出した。
    ところが日本はどうだ?グアムに撤退するという米軍に駐屯してもらいたいために、年間7000億円、1978年から累計20兆円もの金額を「思いやり予算」などと称して、米軍に貢いでいる。加えて基地周辺は性犯罪の温床となっているのに、「日米地位協定」は全くの手つかず。約4万在日米軍のうち4割が中東に出撃し、日本を護るミッションを全く持たない海兵隊であること。そんな体たらくを東京ドリーム学園の留学生が知ったら、一体何を思うだろうか。